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宮地 謙吾
プラズマ・核融合学会誌, 73(4), p.427 - 433, 1997/00
臨界プラズマ試験装置(JT-60)は本体各種コイルや第二段加熱装置などの負荷に約130万kVAの電力を瞬間的かつ間欠的に必要とするが、商用電力系統からは系統の安定上、全電力を受電することはできない。そこで実験を行う際には、パルス電力として受電可能な電力約20万kVAを除き、残りの所要電力はフライホイール効果を持つ電動発電機(MG)を加速し、回転体に蓄えた機械的エネルギーを放電時に電気エネルギーとして利用する電力システムとなっている。JT-60電源の3種類のフライホイール電動発電機(MG)の構造、運転方式、運転実績等について記述する。
村上 好樹*; 堀池 寛; 黒田 敏公*; 松崎 誼; 下村 安夫; 杉原 正芳
JAERI-M 92-056, 53 Pages, 1992/04
誘導電流のみからなるパルス炉の特性を明らかにし、代表的なトカマク型定常炉であるSSTRとの比較を行なった。パルス炉はSSTRに比べてトロイダル磁場を低くできること、トロヨン係数が小さいこと、エネルギー閉じ込めがよいことがわかったが、数千秒の燃焼時間を確保するためにはプラズマ大半径を1m程度大きくしなければならないことが明らかになった。パルス炉の運転領域は定常炉に比べて低温高密度となるためダイバータ熱負荷は軽減されるが、一方で熱的不安定性が重要な課題となることがわかった。本報告では定常電気出力を得るための蓄熱器および蓄電システムの検討も行なった。その結果、パルス炉の総合的効率は必ずしも定常炉より悪くないが、システムが大型化することが明らかになった。また熱サイクル疲労については応力レベルを定常炉の3分の1程度に低減する必要があることがわかった。
大森 憲一郎; 恒岡 まさき; 松川 達哉; 嶋田 隆一
PE-86-60, p.83 - 92, 1986/00
JT-60トロイダル磁場コイル電源は10分間隔で繰り返し運転され、1パルスあたり約8GJのエネルギーを供給する。その約半分は商用電力系統より直接受電するが、残りのエネルギー4GJはフライホイール付電動発電機によりまかなわれる。本発表は、このフライホイール付電導発電機の設計、試験及び運転に関して報告するものである。すなわち、本発電機は軸下部に約650トンのフライホイールをもち、発電機出力は21万kwである。また、起動あるいは10分毎の再加速にはサイリスタ駆動装置を用い、最大定格回転数は600rpmである。さらに、実験装置用の電源として繰り返し頻度が従来と桁違いに多いのが特長である。総重量1,000トンの回転子が高速で回転するが、綿密なバランス調整等を繰り返した結果、軸振動については全く問題がなく、非常に良好に運転されている。